S&Pによるアフラックのダウングレードをブルームバーグが報じています。
2月2日に予定される第4四半期決算によっては、さらなる格下げもあることに言及しました。
英・欧の金融機関の損失、国有化の可能性が、そこに投資資金を突っ込んでいた保険会社(アフラックだけでなく)の資本と財務弾力性を急速に危機にさらしているようです。
以下は、格下げの理由にふれている文章だけを抜き出しています。ちなみに今のところムーディーズとフィッチによる格付けは変化なしのようです。
RBS、HBOS、Barclays発行のハイブリッド証券の損失は、アフラックの資本を相当毀損するかもしれないと、モルスタアナリストのDallyは顧客に伝えた。
ハイブリッド証券は、債券と株式をミックスした特徴をもつ。今週、英のトラブルを抱えた金融機関(RBSを含む)の国有化と株主のワイプアウト懸念により下落。
アフラックは、「余剰資本は、会社の信用格付けを支持するのに十分ある。今年配当は継続するし、第4四半期営業利益は15%増の予想を達成するだろう。」と、コメントしている。
アフラックのハイブリッド・ポートフォリオに対する、スコット・ロビンソン(ムーディーズ副社長)の言葉。その会社のリスクは投資サイドにある。巨額の残高を保有している。
アフラックは、「12月末時点で81億ドルのハイブリッド証券、あるいは永久債を持っていた。投資ポートフォリオの約12%に相当する。」と伝えた。
また、アフラックは約2億6600万ドルのRBSの永久債を保有していると、Randy Binner(Friedman, Billings, Ramsey Group Incのアナリスト)は言う。
「国有化が実行されれば、英国政府は永久債を償還不能にする可能性がある、けれど、これは厳しいシナリオだろう。」Binnerはアフラック株を買うように、昨日リサーチノートで推奨している。
アフラックが法定資本の少なくとも4億ドルの損失を出せば、S&Pはおそらくアフラックのレーティングをさらに引き下げるだろう。また損失が8億ドルであれば、2段階引き下げると、S&Pは付け加えた。
アフラックの第4四半期決算発表は2月2日に予定されている。

