木曜日にユーロスタット(EU統計局)のアナウンスで、2009年のギリシャの財政赤字は、対GDP比12.9%から13.6%へと修正されました。
またムーディーズは、ギリシャ債券格付けを1 ノッチ下げてA3としました。今年に入って2度目の格下げです。
ギリシャにとっては、財政状況の厳しさはもとより、そもそもギリシャから出てくる情報や発言が、諸外国政府や投資家からの信頼性を失ったことが痛いと思います。
実際、一段とギリシャのファイナンスは難しくなっているようです。
FTが紹介しているパパンドレウ首相の発言が空しく、また悲痛な叫びのようにきこえます。
(そういう思い込みで、勝手に訳してしまっただけかもしれません。)
パパンドレウ首相は金曜日に訪問中のエーゲ海の島 Kastelorizoで、
ask「パッケージ(救済策)を引き出すためにできる全てのことをするように」
と財務大臣に要請したと述べた。
believe「ユーロ圏のパートナーは、断固とした行動をとると、そして、ギリシャに我々の船を再構築するための、強くて信頼性のある材料とセーフヘイブン(避難所)を与えてくれる、と信じている。」
hope「我々とユーロ圏のパートナーは、この決定がマーケットを落ち着かせるのに十分であり、また我々の国の債務を低い金利でファイナンスできることを望んでいる。」
彼が動いたのはギリシャ債の売りが激しくなった日の後のこと。
(ギリシャ国債10年物の金利は、2001年にギリシャがユーロに参加して以来最高の8.83%に上昇した)
金曜日のギリシャ長期国債の金利は、若干落ち着いたものの27bp下落した8.65%で高止まり。
2年債が40bp上昇して10.23%となり、逆イールドの状況となっています。
厳しい。

