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返済できない国にIMF救済はなし、米上院で可決

2010年5月18日 火曜日

ロイター

米上院は17日、国際通貨基金()が加盟国に対して行う資金支援について、対象国による返済が見込まれない場合には、支援に反対する法案を賛成多数で可決した。

賛成94-反対0での可決。

米国はの最大出資国で、拒否権を行使して決定を阻止することが可能。
ただし拒否権を行使したことはない。

対象国が返済できそうかできそうでないかの判断は、米国代表の理事だそうです。

やっぱり出てきましね。

EUは7500億ユーロの救済策に同意。

2010年5月10日 月曜日

EUは7500億ユーロの救済策に同意。
EU Approves €750 Billion Bailout WSJ

引用部分は、ファンドの内訳です。
(アメリカをはじめ日本などEU以外の国)も、このファンドに出資するんですね。

The money would be available to rescue euro-zone economies that get into financial troubles, the diplomats said. The plan would consist of €440 billion of loans from euro-zone governments, €60 billion from an EU emergency fund, and €250 billion from the International Monetary Fund.

4400億ドルがユーロ圏の政府から
600億ユーロがEU非常準備金から
2500億ユーロがから

分が33%、結構な金額ですが、ギリシャへの救済(EU2/3、IMF1/3)と同様ユーロだけの問題に留まらずということでしょう。

EUはこれまでユーロという共通通貨を用いながらも、財政の問題に対しては個々の国が独自に管理するという方針をとってきました。

そんな状況がギリシャのような財政赤字の蓄積を生み出してしまった。

今後は、お互いの国の財政状況に対して責任を引き受合う時代が来ると。

加えて、スペインとポルトガルは、財政赤字削減を加速するために追加の支出削減を決定されたようです。削減幅は、スペインが今年の財政赤字を11.2%から 9.3%へ、ポルトガルは、8.3%から7.3%へ。

両国よりも、より厳しく差し迫った緊縮財政を突きつけられている、ギリシャの政府と国民の対立が鎮静化するのかどうかが気になるところではあります。

加えて、ユーロを使っていない11の国がめんどくさい。
イギリスの財務大臣は、国際収支ファシリティは支持するが、ユーロ安定基金(今回のパッケージの大部分を占める)を作ることには、それはユーロ圏の国の問題でしょ、といっているようです。
WSJも指摘するように、今回の選挙がらみで、自分自身の問題で手いっぱい、というところもあるのでしょうか。

シティがユーロの崩壊に言及

2010年4月22日 木曜日

結局(やっぱり?)ギリシャの資金調達コストは、4/11欧州中央銀行とによる450億ユーロ(600億ドル)の救済策発表前よりも悪化しています。

Portugal Spread to Bunds Widest in 13 Months on Greek Contagion

ギリシャの影響がポルトガルにも・・という記事です。記事中の
ギリシャ10年債は 8.17%
ポルトガル10年債 4.80%

Euro ‘Doomed’ Without Fiscal, Political Unity, Citigroup Says

ユーロ圏は、ギリシャの解決策が見つかったとしても、救政治的、財政的に統合しなければ、崩壊(break-up)に向かう運命にある。
とシティーグループが言及。

シティグループ(ニューヨーク)チーフ・テクニカル・アナリストTom Fitzpatrickは、”独立した国家の寄せ集めなのか、欧州合衆国なのか、どっちかはっきり決めちゃいなよ”と顧客向けのノートで述べた。

ゴールドマンサックス訴追もあってか、
このところ様々なマーケットにおいて、ボラティリティが大きくなっているような気がします。

やばいかも、大丈夫かも、ダメかも、何とかなるかも、右往左往。

次のギリシャ

2010年3月19日 金曜日

スペインも大変だ

ギリシャをEUで支援するにしても、その後にPIGSが控えている。
ギリシャ問題が片付づくことと引き換えに、ユーロ圏の財政がさらに悪化することを受け入れたも同然。

恥を忍んでにお願いしたほうがよいのかもしれない。

例えばスペインは、

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=anieTsqbl2DM&pos=6

(なぐり書き?です。訳はだいたいあってるんじゃないかと・・)

イタリア首相のホセルイスロドリゲスサパテロは、ユーロ圏で3番目の財政赤字削減に挑戦している。
翌年に選挙を控える地方の首長たちは、支出の調整を断っている。

欧州委員会は、スペインは財政赤字目標達成のためには巨額の財政支出削減を迫られるだろう。
地方のパフォーマンスはさらなる危機である。サパテロの余地は、37%の公的支出を占める17の地方によって制限される。

サパテロは、カタルーニャ、バスク、その他のテリトリー(現在マドリッド政府のほぼ2倍の支出をコントロールする)への30年間のパワーシフトによって苦しめられている。昨年GDPの11.4%に上昇した赤字のために、サパテロは素早い動きをとることができないリスクがある。このことは、投資家にギリシャのようにスペインの国債の投げ売りしようと思わせるかもしれない。

プレッシャーは強まっているが、いくつかの州は抵抗すると、エンシェルデラフエンテ、バルセロナの国家研究評議会のエコノミストでさまざまな地域経済学に関する本の著者は言った。もし適切な財政政策が実現できなければスペインに何が起こるのかを示す、”useful scare(ためになる恐怖)”である。ギリシャの危機は、

スペイはおそらくさらなる予算削減を求められるだろう。2013年にEUの3%リミットの範囲内に収めるという目標を達成するために。政府の経済予測は楽観的すぎると欧州委員会は昨日のリポートで指摘した。

政府の予測が示すように、州は2011年にはスペインの7.5%の赤字の半分以上を占めることになる。12月にセパテロがプッシュに失敗した後の今月に、財務相エレナサルガドは州政府とともに条約を締結しようとしている。

スペインの経済規模はギリシャの4倍、失業率はユーロ圏内で最高の18.8%。
ドイツよりもむしろスペインの国債を保有するという投資家の要求するスプレッドは77ベーシスポイント。それはギリシャのスプレッドの1/4である一方で、2年前のほとんど2倍の数字。

長いのでここまで。

英民間調査機関がポンドの大幅下落を予想、1ユーロ=1ポンドへ

2009年10月13日 火曜日

〔外為マーケットアイ〕英民間調査機関がポンドの大幅下落を予想、1ユーロ=1ポンドへ

英民間調査会社の経済ビジネス・リサーチ・センター(CEBR)がまとめた英経済見通しが話題となっている。リポートでは、政策金利は少なくとも2011年まで0.5%に据え置かれ、2.0%を下回る状態が2014年まで続くほか、長期債利回りは2013年までに2.5%へ低下、英ポンド/ドルGBP=D4は1.40ドルへ下落、ユーロ/英ポンドEURGBP=D4は1ユーロ=1ポンドまで上昇するとしている。

[ Financial Times ]英国のまやかしの歳出削減議論

国際通貨基金()によると、英国の一般政府の財政赤字は今年GDP(国内総生産)比11.6%、2010年には同13.2%に達するという。米国の赤字はそれぞれ12.5%と10.0%に上る。

 2007年には、英国の純政府債務残高はGDPの38%だったのに対し、米国は42%だった。の予測では、2014年までに債務比率が英国は92%、米国は85%に上昇しているという。大西洋を挟んだいとこ同士は今、恐ろしいほどの財政赤字を抱える双子になっている。

2050年までの世界高齢化の推計(IMF、UN)

2009年6月28日 日曜日

本日の勉強会で使った資料ECONOMIST.COMの特別レポートをアップします。原文が長かったので、気になる部分(7割くらい)だけですが。昨日入稿したマイアドバイザーコラム7月の元ネタだったりもします。

——–(はじまり)—–

6月初めにから出された試算によると、確かに現在の金融危機に対するコストは巨額に及びそうだ:2008年から2009年における、先進国の財政バランスは、GDP比8%の割合で悪化しそうだ。
(続きを読む…)

IMFでも救う事ができない?

2009年3月22日 日曜日

マイアドバイザー テーマ別コラム 資産運用で、第3回 IMFでも救う事ができない?がアップされました。

ある国の経済が苦境に陥り、自国内では何とも対処しようがなくなった時、隣国の助けを借りるしかなくなります。しかし現在の経済状況では、頼ろうとした隣国自体が、「自分のことで精一杯、むしろ自分も助けて欲しいくらい」ということで助けは期待できず。
そうなると、(国際通貨基金)の出番となる訳ですが、とうのにも助け船を出すだけの資金が無いのでは・・・という話題です。

次回のをはじめ、が役割を果たせるよう増強しましょうという議論が活発化しています。