スペインを「AA」に格下げ、低成長が予想より長期化の見通し=S&P
ポルトガル、ギリシャに続き、S&Pがスペインを格下げ。
AA+からAAへ1ノッチの引き下げ。アウトルックはネガティブ。
久しぶりに Nouriel Roubini のコメントです。
「近いうち、我々が議論すためのユーロが存在しなくなるかもしれない。」
Dr.Doomの本領発揮です。
もしギリシャがアルゼンチンより悪いなら、スペインはギリシャより酷い。
住宅バブルとその崩壊は、銀行セクターをギリシャよりも悪い状況にした。
失業率の状況(特に30歳以下)は、ギリシャよりかなり悪い。
そしてスペインを救済するコストは、ギリシャ救済のコストよりも、考えられないほど非常に巨額になる。
スペインはまだ完全に崖っぷちに追い込まれているわけではない。
もし今厳しい財政改革と構造改革を行えば、スペインは自身を救うことができるかもしれない。
しかし明らかにスペインの20年以上の歴史の中で、そのような事は起こったことがない。ギリシャが最悪の結果を避けるためには、なんらかの強制的な秩序だった債務のリストラを行うこと。債券の額面はキープしたまま、利息下げ償還期限を延ばす。
そしてユーロを離脱する。あるいはユーロが金利をさらに下げて、ユーロをドルとパリティ(ユーロ=ドル)にする。
